竹原慎二氏 ドーピング陽性での木村“フィリップ”ミノルの処分に「甘い!永久追放でもいいぐらい」

2023年09月05日 19:04

格闘技

竹原慎二氏 ドーピング陽性での木村“フィリップ”ミノルの処分に「甘い!永久追放でもいいぐらい」
竹原慎二氏と木村“フィリップ”ミノル(右) Photo By スポニチ
 ボクシングの元世界王者の竹原慎二氏(51)が5日までに自身のYouTubeチャンネルを更新。2日にドーピングを使っていたことを認めたキックボクサーの木村“フィリップ”ミノル(29)について言及した。
 6月の「RIZIN.43」でロクク・ダリと対戦し、衝撃の失神KO勝利した木村。大会後に榊原信行CEOは木村にドーピング検査を実施したことを明かし、結果はドーピングの陽性反応だった。木村は21年にK―1離脱後にモチベーションを保つために、筋肉増強の効果、減量中に筋肉ではなく脂肪が落ちる効果をもたらす禁止薬物のクレンべテロールを使用していたと認めている。

 竹原氏は木村が格闘家になる前から縁があり、陰ながらに応援していた。今回の一件について「残念だね…ミノルくんやっちゃいましたね…」と動画冒頭にひと言。

 K―1離脱後、木村はプロボクサーを目指すために竹原氏と畑山隆則氏が共同代表を務めるT&Hジムで練習していた。その時から竹原氏は少し異変を感じていたという。「なんでこんなに汗かいてるんだ?そんな代謝がいいのかと思っていたけどそういうのも関係あるのかね…」と語った。

 「同じプロ格闘家として、そんなことして勝って嬉しいのかね?ズルして勝って嬉しいのかね?俺は正々堂々と戦って勝ちたいタイプ。世の中にはズルしてでも勝ちたい奴はいっぱいいるんだろうけどミノルにはショックです…」と衝撃的な様子だった。

 ダリとの試合は無効試合となり、契約書に基づく罰金処分と当該試合から半年間RIZIN出場停止処分が科されることになったことについても「甘い!」という竹原氏。

 「なんで約束事が守れないヤツで、ドーピング違反した奴に半年の処分にするの?今年には計量オーバーもしてるわけだから甘くない!?ボクシング界はもっと厳しいよ」と強い口調で話した。

 さらに「ミノルを使えば金になるから処分を甘くして、戦わせようとしているのも良くない。他所の団体だからとやかく言うのはあれだけど、処分が甘いんだよ。永久追放でもいいぐらいだよ。それぐらいやってもいい。それで反省して心改めて強気の姿勢でいかないといけないのに残念でした」と処分をもっと重くするべきとつづけた。

 最後に木村に対して「言い訳しないでちゃんと謝罪してください」とメッセージを送って、この話題を締めた。

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