ボクシング重岡兄弟 紆余曲折経て10・7に兄弟ダブル世界統一戦正式発表 ダブルでKO宣言飛び出した

2023年09月06日 15:30

格闘技

ボクシング重岡兄弟 紆余曲折経て10・7に兄弟ダブル世界統一戦正式発表 ダブルでKO宣言飛び出した
<亀田和毅、重岡兄弟会見>世界戦が決まった重岡優(左)と重岡銀(右)。中央は亀田氏(撮影・島崎忠彦) Photo By スポニチ
 プロボクシングの亀田プロモーションは6日、都内で会見し、10月7日に東京・大田区総合体育館で行う「3150FIGHT vol.7」の対戦カードを発表。重岡兄弟がダブル世界統一戦に挑むことを正式発表した。
 WBC世界ミニマム級暫定王者で重岡兄弟の兄・優大(26=ワタナベ)は正規王者パンヤ・プラダブシー(32=タイ)との王座統一戦。会見に出席した優大は「もうどっちも逃げも隠れもできない。どっちが正規の王者かリングの上で決めたい」と力強く宣言した。

 優大は当初、4月にパンヤと統一戦を行う予定だったが、試合前に同王者がインフルエンザに感染したことで、ウィルフレド・メンデス(プエルトリコ)との暫定王座決定戦に臨み7回KO勝ちで暫定王者となった。その後は8月にパンヤとの統一戦を希望したが、パンヤが6月に国内で防衛戦を行ったことで10月まで試合がずれ込んだ。

 紆余曲折(うよきょくせつ)を経ての一戦に優大は「いろいろ思うこともありましたが、過ぎたことに興味はない。僕のボクシング人生でレベルアップするための通過点だと思っているので、ここでさらにレベルアップして強くなる。目指すはKO」とリモート出演したパンヤの前で強気に話した。

 一方、4月にIBF世界ミニマム級暫定王者となった銀次朗(23=同)は正規王者ダニエル・バラダレス(29=メキシコ)と約9カ月ぶりの“再戦”となる。1月の対戦で試合中にバラダレスが偶然のバッティングによる頭の負傷で続行不可能を訴え無効試合に。8月にバラダレスとの再戦が決まっていたが、銀次朗の負傷により延期となっていた。

 その負傷も癒え、現在はランニングも再開し、万全を強調した銀次朗は「体調はめちゃめちゃいい。8月は自分もすごい気合入っててやりたかった。今度の10月は文句なしの勝ち方でやってやりたい。僕もKOしか狙っていない。長丁場になっても必ずどこかで仕留めたい」と兄弟ダブルKO宣言で締めくくった。

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