亀田和毅 フェザー級転向の真意明かす 約4億円オファーもタパレス戦実現せず…

2023年09月06日 16:39

格闘技

亀田和毅 フェザー級転向の真意明かす 約4億円オファーもタパレス戦実現せず…
<亀田和毅、重岡兄弟会見>記者会見に臨む亀田和毅(撮影・島崎忠彦) Photo By スポニチ
 元世界2階級制覇王者で、WBA世界フェザー級5位の亀田和毅(32=TMK)が6日、都内で会見し、10月7日に兄・興毅氏(36)がプロモートする興行「3150FIGHT vol.7」(東京・大田区総合体育館)に参戦することを発表した。
 フェザー級転級初戦となる和毅は、21年12月にスーパーバンタム級挑戦者決定戦で勝利し、当時のWBA&IBF統一王者ムロジョン・アフマダリエフ(29=ウズベキスタン)への挑戦権を手にしていたが、アフマダリエフ陣営から問い合わせの返事がなく、世界戦実現には至らなかった。

 さらには今年4月に新王者となったマーロン・タパレス(31=フィリピン)陣営に、同16日亀田プロモーターが300万ドル(4億2000万円)のオファーを掲示。5月上旬にWBAが一度は承認するも、1日後には撤回されたといい、会見に同席したTMKの金平桂一郎会長は「釈然としない」と話した。そのWBA&IBF世界統一王者タパレスは年内にWBC&WBO王者の井上尚弥(30=大橋)との4団体統一戦を行うことが有力となっている。

 2年前からフェザー転級を考えていたという和毅は「井上チャンピオンが階級を上げると聞いて、1%でも(戦う)可能性があるなら、と待っていたがかなわなかった。でももう終わったことなので仕方ない。フェザー級で亀田家8本目のベルトを獲りにに行きたい」と転級して世界3階級制覇を目指す意向を明かした。

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