重岡銀次朗と10・7統一戦 バラダレス「今回は最後まで戦って決着つけたい」愛する家族のためにベルトを

2023年10月03日 16:04

格闘技

重岡銀次朗と10・7統一戦 バラダレス「今回は最後まで戦って決着つけたい」愛する家族のためにベルトを
笑顔でシャドーボクシングするバラダレス Photo By スポニチ
 【IBF世界ミニマム級王座統一戦   正規王者 ダニエル・バラダレス《12回戦》暫定王者 重岡銀次朗 ( 2023年10月7日    大田区総合体育館 )】 重岡銀次朗と統一戦を行う、IBF世界ミニマム級正規王者のバラダレスが3日、都内のジムで練習を公開した。予定時刻より約13分遅れて現れたがシャドーボクシングとミット打ちを披露し順調ぶりをアピール。「銀次朗は素晴らしい選手であることは間違いない。前回は短いラウンドで終わったため、やりたいことを見せられなかった。今回こそ最後まで戦って決着をつけたい」と“再戦”に闘志を燃やした。
 両者は今年1月に対戦したが、3回に偶然のバッティングによりバラダレスが試合続行不可能をアピールしたことで無効試合となっていた。8月には重岡銀との統一戦が行われる予定だったが、今度は重岡銀の左足の負傷により10月に延期されていた。
 
 因縁の再戦に向け、約3カ月間、標高4000メートルのメキシコ・ヒキピルコで高地トレーニングを敢行。銀次朗対策としてサウスポー相手に約140ラウンドのスパーリングを消化した。1月の試合後に負傷した左耳も3カ月で完治したといい万全の状態で統一戦に臨む。

 家族のためにも負けられない。3カ月前に右肩に妻、右腕に父、そして左腕には「一番好き」と話す2歳の長女のタトゥーを彫った。「ずっとキャンプしていたため、あまり会えていない」と2カ月前には第3子となる次男も誕生し「勝って家族にベルトを見せたい。それがモチベーションだ」と笑顔を見せた。

 試合展開については「どうなるかは分からない。試合を見に来てください」とにやりと笑いながら「最後の結果ではなく、ラウンドごとに考えたい」と不敵に話した。

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