カシメロ、まさかの負傷引き分け スタミナ不足露呈もVS尚弥へ「楽勝だ」

2023年10月13日 04:30

格闘技

カシメロ、まさかの負傷引き分け スタミナ不足露呈もVS尚弥へ「楽勝だ」
試合後会見に臨むカシメロ(撮影・大城 有生希)  Photo By スポニチ
 【スーパーバンタム級10回戦    ジョンリール・カシメロ《4回0分27秒負傷引き分け》小国以載 ( 2023年10月12日    有明アリーナ )】 元世界3階級制覇王者カシメロの日本初戦はまさかの4回27秒負傷引き分け。4回に偶然のバッティングにより小国が頭部をカットし、試合続行不可能と判断された。
 かねて対戦を希望してきたWBC&WBO世界スーパーバンタム級王者・井上尚弥への挑戦につなげたかった一戦。1回にゴングと同時に飛び出すと、いきなり上下に強打を浴びせた。ガードの上からでもパンチを打ち込み観客を沸かせたが、ラウンド終盤には手数が減りスタミナ不足は明らかだった。

 それでも試合後は「井上とやりたい。小国があんなものなら井上戦は楽勝だ」と余裕の発言。観戦に訪れた井上の所属ジムの大橋会長は「井上とやるならもうちょっと練習しなきゃだめじゃないかな」と一蹴していた。

 《小国出血で「しょうがない」 再戦要求もかわされて苦笑》約1年半ぶりの試合だった元IBF世界スーパーバンタム級王者の小国は「(出血で)見えなくなっていたし、(ドローは)しょうがないかな」とさばさばと振り返った。「引いたらダメ」と開始早々のラッシュにひるむことなく対抗。3回にはボディーで流れをつかんだが「もう少し上にも打たないと。それが今の実力」と悔やんだ。試合後に「ONE MORE」と再戦を要求したが「“フレンド”とかわされました」と苦笑いだった。

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