日中交流ボクシングイベント『G.O.A.T.MATCH』Vol.2 日中平和友好親善5対5プロボクシングマッチが28日、東京・後楽園ホールで行われ、メインのフェザー級8回戦でWBOアジア・パシフィック同級13位の金子虎旦(25=帝拳)が6回1分6秒TKOで勝利し、プロデビューから4連勝を飾った。
アマ戦績69戦56勝13敗の金子は同じくアマ経験豊富なWBCインターコンチネンタルユース122lbs王者ツァイ・ファン(27=中国)相手に2回に右フックなどで2度のダウンを奪うと、3回には壮絶な殴り合いを展開。序盤は被弾が目立ったが、左ジャブを中心に徐々にペースをつかみ、要所でキレのある左ボディーを打ち込んで完勝。6回に強打をまとめたところレフェリーが試合を終わらせた。
この勝利で4戦全勝(3KO)。6月下旬からジムの先輩の村田昴とともに米ラスベガス合宿を行い、元WBO世界スーパーバンタム級王者のアンジェロ・レオ(米国)らと手合わせするなど成長につなげ、初のメインイベンターとして役割を全うした。