ボクシング金子虎旦 初のメインで6回TKO勝利 デビュー4連勝に「技術で負けるとは思っていなかった」
2023年10月28日 22:34
格闘技
日中交流ボクシングイベント『G.O.A.T.MATCH』Vol.2 日中平和友好親善5対5プロボクシングマッチが28日、東京・後楽園ホールで行われ、メインのフェザー級8回戦でWBOアジア・パシフィック同級13位の金子虎旦（25＝帝拳）が6回1分6秒TKOで勝利し、プロデビューから4連勝を飾った。
アマ戦績69戦56勝13敗の金子は、同じくアマ経験豊富なWBCインターコンチネンタルユース122lbs王者ツァイ・ファン（27＝中国）と対戦。2回に左フックで2度のダウンを奪うと、3回には壮絶な打ち合いを展開。「技術で負けると思っていなかった」と想定していた打ち合いでも冷静さは失わず、6回に強打をまとめたところレフェリーが試合を終わらせた。
序盤は被弾が目立ったが、相手が下がり始めた3回からは左ジャブを中心に徐々にペースをつかみ、要所でキレのある左ボディーを打ち込んだ。初のメインイベンターとして試合を沸かせ「調整からいつも以上に気にして試合に臨んだ。人がいっぱい入っていたのでノっていけました」と笑顔を見せた。
6月下旬からジムの先輩の村田昴とともに米ラスベガス合宿を行い、元WBO世界スーパーバンタム級王者のアンジェロ・レオ（米国）らと手合わせしてきた。現地での約2カ月間で基本の大切さを学んだと振り返り、帰国後も徹底的にガードやストレート、ジャブを磨いたことが好結果につながった。中2から金子を指導する同ジムの大和心トレーナーは「試合中に修正して攻撃を変えていける凄い選手。ボクシングだけは天才です」と愛弟子を称えた。
この勝利で4戦全勝（3KO）。今後について金子は「一戦必勝です。決められた試合をクリアしていくことで、その先につながればいい」と高望みはせず謙虚な姿勢を見せた。
序盤は被弾が目立ったが、相手が下がり始めた3回からは左ジャブを中心に徐々にペースをつかみ、要所でキレのある左ボディーを打ち込んだ。初のメインイベンターとして試合を沸かせ「調整からいつも以上に気にして試合に臨んだ。人がいっぱい入っていたのでノっていけました」と笑顔を見せた。
6月下旬からジムの先輩の村田昴とともに米ラスベガス合宿を行い、元WBO世界スーパーバンタム級王者のアンジェロ・レオ（米国）らと手合わせしてきた。現地での約2カ月間で基本の大切さを学んだと振り返り、帰国後も徹底的にガードやストレート、ジャブを磨いたことが好結果につながった。中2から金子を指導する同ジムの大和心トレーナーは「試合中に修正して攻撃を変えていける凄い選手。ボクシングだけは天才です」と愛弟子を称えた。
この勝利で4戦全勝（3KO）。今後について金子は「一戦必勝です。決められた試合をクリアしていくことで、その先につながればいい」と高望みはせず謙虚な姿勢を見せた。
