赤井英和Jr・英五郎 3日新人王決勝へ「結果を出す」 父からの“珍アドバイス”には苦笑い

2023年11月02日 15:44

格闘技

赤井英和Jr・英五郎 3日新人王決勝へ「結果を出す」 父からの“珍アドバイス”には苦笑い
前日計量をクリアした赤井(左)とマッチョパパ Photo By スポニチ
 プロボクシングの第80回東日本新人王トーナメントは3日、東京・後楽園ホールで12階級の決勝戦が行われる。2日は前日計量が行われ、出場24選手全員が一発パスした。
 「浪速のロッキー」こと元プロボクサーで俳優・赤井英和(64)の長男・英五郎(29=帝拳)はミドル級でマッチョパパ一基(協栄)と対戦。3度目の新人王出場となる英五郎は72・1キロでパスし「一戦一戦こなすだけ。もらったチャンスで結果を出せるように取り組みたい」と拳を握った。

 赤井はここまで3勝2敗3KO。9月の準決勝では俳優の伊吹吾郎(77)を祖父に持つ伊吹遼平(27=三迫)を3回2分11秒のTKOで下し決勝進出を決めた。今回は昨年7月の2戦目で2回TKO勝ちしたマッチョパパとの再戦となるが「向こうはリベンジの気持ちでくると思う。腹が座っている印象だった。今回は今ままでの試合で一番怖い」と警戒。それでも「今までで一番シャープに仕上がった。腕が変わってキレが増した」と自身の仕上がりには自信を見せる。

 3日の決勝で勝てばで父・英和が80年度に獲得した全日本スーパーライト級新人王まであと1勝となる。父からは「パンチはスナップ。指で腕立てをしておけ」と“珍アドバイス”をされたことも明かした英五郎。「先週言われたばかりなので…これは次に生かします」と苦笑いを浮かべながら「勝ったとしても、(父のボクシングには)まだまだ。2世として自分のボクシングが面白い、凄いと思ってもらえるような試合をするだけ」と闘志を燃やした。

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