ミニマム級・北野武郎 3―0判定勝利で東日本新人王 想定外のスイッチ構えにも「勝ててホッとした」

2023年11月03日 15:13

格闘技

ミニマム級・北野武郎 3―0判定勝利で東日本新人王 想定外のスイッチ構えにも「勝ててホッとした」
<東日本新人王 ミニマム級4回戦>左ストレートを放つ北野(撮影・白鳥 佳樹) Photo By スポニチ
 プロボクシングの第80回東日本新人王トーナメントが3日、東京・後楽園ホールで行われ、ミニマム級決勝では元日本ライトフライ級1位の北野良トレーナー(大橋)の長男でミニマム級の武郎(19=同)が杉浦義(21=協栄)を3―0の判定で下し新人王に輝いた。
 ここまで3戦全勝(1KO)の北野は、同門のライトフライ級・磯金龍(23)フライ級・山田龍斗(27)フェザー級・山川健太(19)の大橋ジム勢の先陣を切って第1試合で登場。

 プレスをかけ続ける杉浦に対し、初回から右ジャブを軸に距離を取ると、要所で左ストレートや右ボディーを打ち込んだ。「想定外だった」と振り返る、構えをスイッチする相手と最後まで打ち合い「会場も盛り上がっていたし、打ち合った方が良いかなと思った。相手の気持ちも強かったし、こういう試合に勝てたことはよかった」と汗を拭った。

 父・良トレーナーからは「気を引き締めて油断せずに戦え」と背中を押されたといい、「自分はこんなものじゃないと思っている。いずれ世界を獲りたいのでまた頑張りたい」と12月の全日本新人王に向けて気を引き締めた。

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