21年東京五輪ボクシング女子フライ級銅メダリストの並木月海(25=自衛隊)が21日、自身のSNSでこの日開幕した全日本選手権(墨田区総合体育館)の欠場を表明した。日本連盟は24年パリ五輪を目指す選手に同選手権出場を義務づけており、並木の五輪出場が事実上消滅した。
パリ五輪出場権が懸かった9月の杭州アジア大会(中国)は女子50キロ級初戦で判定負け。前日に欠場を決断したという並木はこの日インスタグラムを更新し「競技者としてこれまでのことを振り返ったり、先のことを考えたりする時間が今の私には一番大切だと思いました」と明かし今後については未定とした。