魔裟斗「チャンピオンになると思う」 K―1大阪大会でセンスを感じた選手とは?「才能があって良い選手」

2023年12月12日 19:00

格闘技

魔裟斗「チャンピオンになると思う」 K―1大阪大会でセンスを感じた選手とは?「才能があって良い選手」
魔裟斗 Photo By 提供写真
 元K―1世界王者でタレントの魔裟斗(44)が、12日までに自身のYouTubeチャンネルを更新。9日に開催された「K―1 ReBIRTH2」(エディオンアリーナ大阪)に出場した選手の中でセンスを感じた選手を挙げた。
 前回の大会から開国宣言したK―1。今大会では日本人K―1王者の和島大海やKANAが外国人選手に敗れて王座陥落。その他にも王者のレオナ・ぺタスがスーパーファイトで敗れる波乱も起こった。「開国して、まさにチャンピオンが負けてるじゃん。これがリアルな世界観というかもっと強い選手はいるから。面白かったし、見応えあった。また新たな幕開けかなと思った」と今大会を振り返った。

 その中で魔裟斗は、大会を通してセンスを感じた選手として、宇佐美秀メイソンを挙げた。メイソンは世界トーナメントにも出場経験のある海斗と対戦。1Rから2度ダウンを奪った。2Rにダウンを取られてヒヤリとするシーンもあったが最後は左右のパンチで豪快なKO勝利を飾った。「めちゃくちゃ良い選手。才能があってすげえセンスもある」と絶賛した魔裟斗。

 元からメイソンの所属ジムのトレーナーである渡辺一久代表から「めちゃくちゃ強い」と聞いていたが、実際に初めて試合を見てメイソンのセンスと才能に驚いたという。「ここからK―1で何戦かやったらかなり上の方にくるし、チャンピオンになると思う」と今後のK―1王者になる選手と明言した。

 メイソンはRIZINで活躍する宇佐美正パトリックの実弟。15歳からその才能をストリートファイトの方向に向けて鑑別所入り。心配した父親は、離婚した母親の住むカナダに留学させるが、カナダでもストリートファイターとしての暴れっぷりに輪をかけ、5年間で2年も少年院・刑務所で過ごすことになる。身体の大きな外国人相手にも何ら臆することなく、ギャングのボスの自宅に強盗に入るほどの怖いもの知らずで、仲間数人が殺害され、本人も銃で撃たれた経験を持つ。さすがに心配した父親から日本に呼び戻された後にMMAへ転向。キックボクシングデビュー戦となった昨年12月の「INOKI BOM-BA-YE×巌流島 in両国」では初代K―1MAX王者のアルバート・クラウスに完勝の内容で判定勝利。

 その後、今年9月には「KNOCK OUT」でISKAインターコンチネンタル暫定王座決定戦に挑み、1RKO勝利で王座に輝いていた。

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