【女子ボクシング】山中菫が世界初挑戦で3―0判定勝ち 兄・竜也に続き国内初きょうだい世界王者に

2024年01月12日 21:08

格闘技

【女子ボクシング】山中菫が世界初挑戦で3―0判定勝ち 兄・竜也に続き国内初きょうだい世界王者に
<IBF女子世界アトム級タイトルマッチ 岩川美花・山中菫>岩川(右)にパンチを浴びせる山中(撮影・沢田 明徳) Photo By スポニチ
 IBF女子世界アトム級1位の山中菫(22=真正)が世界初挑戦で王者・岩川美花(40=姫路木下)を3―0の判定で下し、元WBO世界ミニマム級王者の兄・竜也(28=同)に続き日本初のきょうだい世界王者となった。
 40歳の岩川に立ち上がりからプレスをかけ続け上下にパンチを浴びせると、4回にはロープ際で連打から相手をぐらつかせるなど手数で圧倒。最終10回も最後まで強打を浴びせ、兄と同じ世界のベルトを巻き「兄が世界を獲ったときから自分も世界を獲りたいと思っていた。めちゃくちゃうれしいです」と笑顔を見せた。

 試合前、控え室を訪れた兄からは「集中だぞ」と声をかけられ緊張が和らいだという。試合中も「ガード!」と兄からのアドバイスも「よく聞こえました」と振り返る。「いつもありがとうございます。少し近づくことができたかな」と兄に感謝し「今後は男子のようにもっと面白い試合をしたい」と見据えた。

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