【女子ボクシング】晝田瑞希 “ミサミサ・コス”で6回TKO勝利 2戦連続KO勝利でV2達成

2024年01月12日 23:05

格闘技

【女子ボクシング】晝田瑞希 “ミサミサ・コス”で6回TKO勝利 2戦連続KO勝利でV2達成
<WBO女子世界スーパーフライ級タイトルマッチ 晝田瑞希・パク・ジヒョン>6回TKOでタイトルを防衛し笑顔の晝田(撮影・沢田 明徳) Photo By スポニチ
 WBO女子世界スーパーフライ級タイトルマッチ10回戦が12日、東京・後楽園ホールで行われ、王者・晝田瑞希(27=三迫)が挑戦者パク・ジヒョン(38=韓国)を6回1分45秒TKOで下し2度目の防衛に成功した。
 人気漫画「デスノート」の登場キャラクター「ミサミサ」を意識した上下黒のコスチュームをまとい登場した晝田は、初回KO勝ちした前戦の勢いそのままに、4回に左フックで相手をぐらつかせ、6回にはコーナーで左右フックの猛ラッシュを浴びせ、レフェリーが試合を止めた。

 2戦連続のKO勝利に「映像を見て相手がタフなのは分かっていた。キャリアの長い選手だし倒れないのは分かっていたのでしっかりイメージトレーニングして臨めました」と両手を広げて喜びを爆発。リング上では空中浮遊しているかのように見える「スリックバックステップ」を披露し、最後まで会場を沸かせた。

 この試合に向けては昨年8月から米国合宿を行い約2カ月強敵と手合わせした。帰国後もスパーリング中心に調整し「凄い数のスパーリングを組んでもらい、今回に関してはスパーリングをメインにいい調整ができた」と手応えを口にした。

 目標とする米国での試合に向けベルトを守り続ける。「加藤さんは世界でも絶対通用する凄いトレーナー。自分が世界で活躍することでそれが証明できて、少しは恩返しになると思っている」と師事する加藤トレーナーへの恩返しのためにも海外進出を思い描く。三迫会長も「日本の女子ボクシングが強いということを少しずつ証明できていると思う。海外で勝負させてあげたい」と親心をのぞかせた。

おすすめテーマ

2024年01月12日のニュース

特集

【楽天】オススメアイテム