朝倉海「勝つ姿が響くと…」新王者後のマイクの真相を明かす 兄・未来の刺激に「強い状態で戻ってくる」

2024年01月17日 20:55

格闘技

朝倉海「勝つ姿が響くと…」新王者後のマイクの真相を明かす 兄・未来の刺激に「強い状態で戻ってくる」
バンタム級新王者になった朝倉海(撮影・篠原岳夫) Photo By スポニチ
 格闘技イベント「RIZIN」は、17日までに公式YouTubeチャンネルで「RIZIN CONFESSIONS」を更新。昨年大みそかに開催された「RIZIN.45」のセミファイナルでバンタム級新王者に輝いた朝倉海(30=JAPAN TOP TEAM)の舞台裏を公開した。
 前日計量でバンタム級王者だったフアン・アーチュレッタが2・8キロの体重超過したため王座はく奪。海が勝てば新王者に。負ければ王座空位となることになった。その中で海は第2Rに仕留めた。今年5月に元谷を仕留めたカウンターの右ヒザ蹴りをアーチュレッタのボディーに突き刺した。悶絶しているアーチュレッタに追撃してTKO勝利して新王者となった。

 海は「これはまさしく一番狙っていた技」と振り返った。そしてこの試合のために英語を覚えて、相手のセコンドの指示を理解できるレベルになっていたという。「相手はセコンドの指示を素直に行動するんですね。ワンツーが“くる”と思ってヒザを合わせました。試合前から作戦を立ててました」と説明した。

 試合直後には兄・未来と抱擁した。試合後のマイクでは「僕ら兄弟は世界のトップを獲れると思っています。兄貴にも来年チャンピオンベルトを巻いてほしいです。これから朝倉兄弟についてきてください」とメッセージを送ると、未来はリング下で海のマイクを微笑んで見守った。

 未来は海のマイクを聞いて「まぁ頑張りますよ。強い状態で戻ってきますんで、待っててください」と海の王者姿に刺激を受けていた。

 そして海は「本当にこのタイミングで兄にスイッチを入れられるのは、僕しかいないと思ったんです。絶対に僕が目の前で試合を見せて、勝つ姿が響くと思ってました。だから僕からのエールでしたね」と試合後のマイクの真相を明かした。

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