【ONE】武尊「悔いはない…これ以上は見せられない」 バックステージでも涙止まらず、車いす乗り病院へ
2024年01月29日 02:55
格闘技
左足のダメージの影響で車いすに座った状態でABEMAのインタビューに応じた武尊。「本当に今できる限界までやったので悔いはないです…」と声を震わせた。「応援してくれた人たちに勝つ姿を見せられなくて申し訳ないです…今、命懸けできる全てをやったのでこれ以上は見せられないです…」と涙が止まらず、リング上のマイク同様に引退示唆とも受け取れるコメントを残して病院に向かった。
試合序盤からスーパーレックの強烈なローキックに苦戦。2Rにはすでに左足は変色していた。しかし3Rに武尊の逆襲が始まる。プレッシャーを強め、相手との距離を潰して、ボディーの連打などパンチでスーパーレックの動きを止めた。ダウンを奪うことはできなかったが、攻勢を受けて会場の空気は最高潮に。その後もプレッシャーをかけて攻め続けたが、スーパーレックもローキックやヒザ蹴りなどを返すなど技術を見せ、試合は終了した。
0―3の判定で敗れた武尊は号泣しながら「絶対勝って世界一を証明したかったんですけど…今できる限界までやってきました。もうこれ以上の体を作れません…」と語っていた。