前田日明氏 朝倉未来の現状について「やる気が無くなってるんじゃないかと…」 最近の弱点とは?
2024年02月13日 19:19
格闘技
未来が今後ベルトを獲得できるかは本人のやる気次第だという。「やる気が無くなってるんじゃないかと思うんですよね。アウトサイダー時代よりもやる気の温度差はあるように見えますね。ここまでやったからいいかみたいな感じがあるんかな?」と話した。
技術面についても「一瞬一瞬の反応が鈍くなったんかなと思う」と口にした。「昔は打たれなかったけど、今打たれ弱くなったのかなと思う」と解説した。
そして未来の最近の弱点は人から褒められることだと断言した。「アイツ、褒められるとダメなんですよ。褒められると嬉しくなってしまう。だから未来は少し貶されるがちょうどいい。貶されて“なんだコノヤロー!”って思わせた方が強くなる」と昔から未来を見てきた前田氏だからこそわかる視点で説明した。
未来は昨年7月に開催された「超RIZIN2」でヴガール・ケラモフとRIZINフェザー級王座決定戦で対戦し、タップアウト負け。4カ月ぶりの再起戦となったYA―MANとのキックボクシングマッチでまさかの77秒KO負けを喫して2連敗。一時は引退示唆もしていたが、「精神と体のダメージが抜けるまで、格闘技を休憩させてください。血反吐を吐くような努力をして、来年必ず強い姿で戻ってきます。まだ心の炎は消えてない」と現役続行を表明した。