日本ミニマム級王者・高田勇仁 10回にダウンも判定でV3 目標の世界挑戦へ「重岡兄弟とやってみたい」
2024年03月08日 22:19
格闘技
6回には前に出た伊佐から右フックでダウンを奪うも、最終10回残り2秒で右フックを浴びまさかのダウン。「最後は下がって避けるボクシングをして打ち合おうとした結果、不用意なパンチをもらってしまった。倒れたのは悔しかった」と表情を曇らせながら、過去3戦で2勝している相手を返り討ちにした。「お互い戦い方が分かってきた。伊佐選手もがむしゃらに来たので打ち合いとなり、凄い試合になった。以前対戦した伊佐選手とは戦い方も気持ちも違った」と相手を称えた。
所属するライオンズジム初興行をメインイベンターとして勝利で締めくくり「ホッとした部分もあるし、勝ってまた世界に一歩近づけたと思う」と安堵(あんど)の表情。次戦以降の世界挑戦の可能性も見据え「声がかかったらいつでもやりたい。重岡兄弟(ワタナベ)と対戦してみたいし、(兄)優大選手は打ち合いを好むので、楽しい試合ができると思う」と対戦を待ち望んだ。