元K―1王者の武居由樹は世界初挑戦で苦戦必至!?元日本王者のプロボクサー「贔屓目なしにかなりキツい」

2024年03月09日 07:05

格闘技

元K―1王者の武居由樹は世界初挑戦で苦戦必至!?元日本王者のプロボクサー「贔屓目なしにかなりキツい」
世界初挑戦が決まった武居由樹 Photo By スポニチ
 元プロボクサーで第40代日本スーパーライト級王者の細川バレンタイン氏(42)が9日までに更新された元OPBF東洋太平洋ライトフライ級王者、元日本バンタム級王者の赤穂亮氏のYouTubeチャンネルにゲスト出演。5月6日東京ドームで決定した元K―1王者でボクシングWBO世界バンタム級10位の武居由樹(27=大橋)の世界初挑戦について語った。
 武居は14年11月に、キックボクサーとしてプロデビュー。21年3月のボクシングデビュー戦では初回TKO勝ちし、22年8月に東洋太平洋スーパーバンタム級王座を獲得。バンタム級での戦いを見据えた昨年12月は2回KO勝ちを収め、現在8戦連続KO勝利中。ボクシング転向3年目、わずか9戦目で念願のチャンスが訪れた。

 武居が挑戦するWBO世界バンタム級王者ジェーソン・モロニー(オーストラリア)は、双子の弟アンドリュー・モロニーとともにアマチュアを経てプロに転向。20年10月の井上尚弥への挑戦は7回KO負け。しかし、昨年5月に3度目のチャンスを生かし、井上尚弥が返上したバンタム級王座のひとつを獲得した。

 細川氏は「えっ!?いきなりそこに飛ぶの!?ってなってる」と今回の武居の世界初挑戦には驚きだったという。

 そして武居は今回の試合で苦戦すると予想。「申し訳ないけど、今までの武居選手の相手はお世辞でも強いとは言えない。ボクシングで大事なのは強いよりも強さの序列なわけじゃん。武居は一気にあがるんだと思った。面白いと思ったけど、80~90%はモロニーが勝つと思う」と分析した。

 さらに「武居選手は今までスーパーバンタムでやっていて、バンタム級初戦でいきなりバンタム級のトップレベル…そうなると贔屓目なしにかなりキツいと思う」と語った。

 赤穂氏も「勝ってほしいし、期待はある。でも相手は正真正銘の世界王者だからモロニーが7対3ぐらいで有利かな」とつぶやいた。

おすすめテーマ

2024年03月09日のニュース

特集

【楽天】オススメアイテム