井上拓真 5・6東京Dで兄・尚弥と2度目の同時世界戦「つまらない試合にはならない。バチバチにやる」
2024年03月09日 19:00
格闘技
先月24日のジェルウィン・アンカハス(フィリピン)との初防衛戦では9回KO勝ち。試合前には大橋会長から5月6日、東京ドーム参戦の可能性を伝えられていたが「強敵(アンカハス)相手にノーダメージは無理だろ…と思っていた」と苦笑い。“無傷”での完勝を振り返り「控室でいけると、思った。できるときに試合がしたいと思った」と自ら強行出場を勝ち取り「熱い試合を見せたい。前回いい勝ち方ができたので、次の防衛戦もしっかり良い内容で勝ちたい」と闘志を燃やした。
挑戦者の石田は過去に井上尚弥とのスパーリング経験がある。その場にいた拓真だったが「前すぎて覚えていない」と苦笑い。それでも「長身でいろんなジャブを打つ。やりづらそうな相手だが、しっかり自分のボクシングをしたい」と警戒する。
19年11月以来、兄・尚弥との兄弟同時世界戦。「一緒にできることはモチベーション。(試合日が)お互いに高め合える」と闘志。自身世界戦初となる日本人対決へ「特に意識はしないが盛り上がると思う。つまらない試合にはならないと思う。バチバチにやりますよ」と早くも火花を散らした。