【ボクシング】アマ12冠・荒本一成が帝拳ジムからプロ転向 大先輩・村田諒太氏のように「偉大な王者に」

2024年03月12日 17:03

格闘技

【ボクシング】アマ12冠・荒本一成が帝拳ジムからプロ転向 大先輩・村田諒太氏のように「偉大な王者に」
会見した荒本 Photo By スポニチ
 プロボクシングの帝拳プロモーションは12日、都内で会見し、アマ12冠の荒本一成(24)のプロ転向を発表した。19日にプロテストを受験し、6月ごろのデビューを予定しているという。
 荒本は「帝拳ジムよりプロデビューすることが決まり、いよいよ新たなスタート。アマチュアとは違うプロの世界なので気を引き締めて頑張りたい」と決意を新たにした。

 国内トップアマの荒本は奈良・王寺工時代に現在プロで4戦全勝3KOの今永虎雅(24=大橋)とともに史上初の高校8冠を達成。日大時代は両膝の手術の影響もあり、全国大会で結果を残せなかったが、22年に全日本選手権ではミドル級で優勝するなどアマ戦績92戦85勝(37RSC)7敗を誇る。

 パリ五輪出場も目指していたが昨年の全日本選手権で初戦負け。一時は競技引退も考えたが「幼い頃の目標は五輪のメダルより、プロのベルトを獲ることだった」と日大1年時から練習を行ってきた帝拳ジムからのプロデビューを決意した。

 目標は12年ロンドン五輪金メダリストの村田諒太氏のような世界王者。「ミドル級は歴史ある階級。村田さんをはじめ、竹原(慎二)さんのような偉大な世界チャンピオンになること。そこにたどり着くために、一つ一つの試合にしっかり勝っていきたい」と意気込む。

 アマ時代の同期、前東洋太平洋フェザー級王者の堤駿斗(志成)やWBOアジア・パシフィック・同級王者・松本圭佑(大橋)らはすでに世界ランキング入り。「世界に行くならこのジムしかない」と名門ジムから世界王者を目指す。

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