武居由樹の世界初挑戦は苦戦予想も…王者モロニーの弱点とは?元日本王者「戦歴を見てみると…」

2024年03月12日 19:29

格闘技

武居由樹の世界初挑戦は苦戦予想も…王者モロニーの弱点とは?元日本王者「戦歴を見てみると…」
世界初挑戦が決まった武居由樹 Photo By スポニチ
 元プロボクサーで第40代日本スーパーライト級王者の細川バレンタイン氏(42)が12日までに自身のYouTubeチャンネルを更新。5月6日東京ドームで決定した元K―1王者でボクシングWBO世界バンタム級10位の武居由樹(27=大橋)がWBO世界バンタム級王者ジェーソン・モロニー(オーストラリア)に挑戦する試合について言及した。
 武居は14年11月に、キックボクサーとしてプロデビュー。21年3月のボクシングデビュー戦では初回TKO勝ちし、22年8月に東洋太平洋スーパーバンタム級王座を獲得。バンタム級での戦いを見据えた昨年12月は2回KO勝ちを収め、現在8戦連続KO勝利中。ボクシング転向3年目、わずか9戦目で念願のチャンスが訪れた。

 武居が挑戦するWBO世界バンタム級王者のモロニーは、双子の弟アンドリュー・モロニーとともにアマチュアを経てプロに転向。20年10月の井上尚弥への挑戦は7回KO負け。しかし、昨年5月に3度目のチャンスを生かし、井上尚弥が返上したバンタム級王座のひとつを獲得した。

 世界初挑戦の武居はかなり苦戦すると明言している細川氏。「過去の2人のデータを見るとかなり厳しい戦いになると予想している。今までの対戦相手のレベルは平行線だけど、今回は凄いジャンプアップなマッチメークだと思う」と心配した。

 しかしモロニーにも弱点があるという。「モロニーの戦歴を見てみると、ここ3~4年トップレベルのサウスポー戦っていない。だから案外サウスポーが苦手な可能性はある」とモロニーの弱点について分析した。

 「モロニーのスパーリングパートナーと大橋ジムがつながっていて、スパーリング動画などを見て”これならいける”と大橋ジム側が思っているのかな?と思ったりしてる」と勝機があるからこそマッチメークしたと推測した。

 だが「その懸念材料を差し引いても7対3ぐらいでモロニーが勝つんじゃないかなと思う」とモロニーの勝利予想をした。

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