井上尚弥「万全と言える」 5・6東京ドームでのネリ戦へ メキシコ人選手との8Rスパーを報告
2024年03月25日 21:15
格闘技
井上は所属ジムを通じ「感覚的にペースをどちらがどう握っているかが分かりやすくなる。2人で8ラウンドを消化する時はスタミナと集中力を意識するのが目的。1人で8ラウンドを消化する時は、各ラウンドで相手とのバランス、組み立て方、同じように疲労をためた中での駆け引きを意識するのが目的になる」と説明。
また、ゴンサレスとともに17日から元WBCユース・フェザー級王者ジョナタン・ロペス(米国)が練習パートナーとして来日。
14勝10KOのロペスは大橋会長によると、スピードがある技巧派の選手で精度の良いパンチでKOを量産。18歳でエディ・レイノソにセンスを買われチーム・カネロ入りしているという。23日にはロペスとのスパーリングを行った井上は「2人ともネリには似ていない。ただタイプの違う2選手に対して、自分のボクシングの幅を広げていけば、絶対にネリに当てはめることができる」と自信を示し「(不安は)ないですね。調子良く仕上がっています。万全と言える」とコメントした。
ゴンサレスとロペスは4月中旬までスパーリングパートナーとして滞在予定だという。