【浜田剛史の目】打ち終わりを狙われた重岡優大 空回りした“重量級”の大振りパンチ
2024年04月01日 04:50
格闘技
優大は相手に読まれて打ち終わりを合わされた。以前から気になっていたが、振りが大きい。重量級のようなスタイルで、パンチをためて打つ。相手が真正面から打ち合ってくれればいいが、ジェルサエムのように小刻みに動いてくると、空回りする。ボディーを効かせる場面もあったが、手数が出ずにクリンチなどでごまかされてしまった。動きを入れる軽量級のボクシングを取り入れる必要もあるだろう。(帝拳ジム代表、元WBC世界スーパーライト級王者)