【ボクシング】寺地拳四朗 年内4団体統一のち来年フライ級転級プラン 次戦白紙も「どの方向にいっても」
2024年04月05日 16:52
格闘技
同一戦では以前から痛めていた右拳の状態が悪化し、防衛成功2日後には右伸筋腱脱臼(ボクサーズナックル)の手術を受けた。「がっつりパンチを打てるのは5月くらいかな」と現在はガードやクリンチワーク、左ジャブを中心とした「初心者に戻ったくらいの練習」を連日続けていることを明かし、「次(の試合)までには期間もあるので、だいぶ体になじむと思う。新しい姿を見せられると思うので楽しみ」とさらなる飛躍を誓った。
拳の回復具合から次戦は「6月くらいを目指していたが、さすがに無理があった。それ以上先にはなりそう」と夏ごろを想定。一方でWBO世界同級王者ジョナサン・ゴンサレス(32=プエルトリコ)とIBF世界同級王者シベナティ・ノンティンガ(25=南アフリカ)による王座統一戦が6月に開催される見込み。2団体統一王者となった勝者に勝てば一気に4本のベルトWを集められるだけに「次戦が普通の防衛戦なら(フライ級に)上げる予定だったが、4団体が懸かるなら(ライトフライ級に)残る価値はある」と同階級でチャンスをうかがう構え。
年内の4団体統一を成し遂げてから、来年のフライ級転級構想も明かし「どの方向にいっても面白くなる」と話した。