輪島功一氏孫・磯谷大心 「ちょっと自信がつきました」 2度のダウン奪う快勝でリベンジ成功でA級昇格

2024年04月09日 20:24

格闘技

輪島功一氏孫・磯谷大心 「ちょっと自信がつきました」 2度のダウン奪う快勝でリベンジ成功でA級昇格
6回判定勝ちした磯谷(左)と父・和広トレーナー Photo By スポニチ
 【プロボクシングウエルター級6回戦   磯谷大心《6回判定》松野晃汰 ( 2024年4月9日    東京・後楽園ホール )】 プロボクシング元世界スーパーウエルター級王者・輪島功一氏の孫、磯谷大心(22=輪島功一スポーツ)がウエルター級6回戦で松野晃汰(22=神奈川渥美)に6回判定勝ち。2度のダウンを奪う快勝でA級(8回戦)昇格を決めた。
 因縁の相手に雪辱を果たした。相手の松野とは22年11月、プロ5戦目の東日本新人王ウエルター級4回戦で対戦。4回TKO負けで初黒星を喫した相手に1回から長いリーチを生かした左ジャブを上下に散らしながら主導権を握ると、2回に右ストレートでダウンを演出。「練習していたパンチ。気づいたら相手が倒れていた」とコーナーでジャンプしながら両手を広げる“クリロナポーズ”を披露し喜びを表現した。

 4回にはカウンターの左フックで2度目のダウンを奪い3―0の大差判定勝ちで9戦目で初の判定勝利。KO記録は途切れたがプロ6勝目を挙げ「やっと松野君のレベルまで来られた。やっと強い相手に勝てたんで、判定勝ちでもうれしい。ちょっと自信がつきました」と雪辱を果たし、大粒の汗を拭った。

 最終6回には「迷って中途半端になってしまった」と相手のとの距離を保てず、被弾も目立ったが「全体的にパンチも見えるようになったし、出したいパンチも出せるようになった」と満足げ。父の和広トレーナーも「相手にペースを渡さず成長を感じた」と愛息の成長に目を細めていた。

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