【WBA&IBF世界スーパーフライ級王座統一戦 井岡一翔<12回戦>フェルナンド・マルティネス ( 2024年7月7日 両国国技館 )】
プロボクシング世界4階級制覇王者でWBA世界スーパーフライ級王者の井岡一翔(35=志成)が22日、都内で会見し、7月7日に東京・両国国技館でIBF世界同級王者フェルナンド・マルティネス(32=アルゼンチン)との2団体王座統一戦に臨むことを発表した。
井岡は昨年大みそかに挑戦者ホスベル・ペレス(ベネズエラ)に7回KO勝ちで初防衛に成功。次戦では、かねて対戦を希望するWBC同級王者フアンフランシスコ・エストラダ(34=メキシコ)との統一戦へ交渉を続けていたが、エストラダは6月に米国でIBF&WBO世界フライ級王者ジェシー・ロドリゲス(24=米国)を相手に防衛戦を行うことが決定。今回は条件面で折り合わなかった井岡陣営は、マルティネスとの統一戦へ切り替えていた。
強打を武器とするファイタースタイルのマルティネスはここまで16戦全勝9KO。22年2月のIBF世界同級タイトルマッチで元世界王者ジェルウィン・アンカハス(フィリピン)に判定勝ちし同級王座を獲得。23年6月にはジェード・ボルネア(フィリピン)を11回TKOで下し、2度目の防衛に成功している。
試合のもようはABEMAで独占生中継される。