井上尚弥 全米ボクシング記者協会の夕食会で英語スピーチ 23年「シュガー・レイ・ロビンソン賞」授賞式

2024年06月07日 12:36

格闘技

井上尚弥 全米ボクシング記者協会の夕食会で英語スピーチ 23年「シュガー・レイ・ロビンソン賞」授賞式
全米ボクシング記者協会の夕食会でスピーチする井上尚弥=6日、ニューヨーク(共同) Photo By 共同
 プロボクシング世界スーパーバンタム級4団体統一王者の井上尚弥(31=大橋)が日本時間7日、米ニューヨークで開催された全米ボクシング記者協会(BWAA)の23年のBWAA年間最優秀選手賞「シュガー・レイ・ロビンソン賞」授賞式を兼ねた夕食会に出席した。
 井上はスーツとネクタイ、シャツを黒で統一した装いで参加。記者らの前でのスピーチ冒頭では「Good evening.I’m honor to be here(こんばんは。ここにいることができて光栄です)」と英語でコメント。

 続けて日本語で「今日、この場でに立たせていただくにあたり、BWAAのサントリキート会長はじめ、投票いただいたBWAA会員の皆さま、トップランクのボブ・アラムCEO、帝拳プロモーションの本田会長、大橋プロモーションの大橋会長に改めて感謝申し上げます」と感謝。

 「2023年は自分にとって最も大きなチャレンジの年でした。スーパーバンタム級に上げ、いきなり2団体統一王者のスティーブン・フルトンとのタイトルマッチ。そして12月の2団体統一王者であるマーロン・タパレス。どちらも簡単な試合ではなかったですが無事に勝つことができました。そうした結果を皆さまに評価していただきうれしく思う。この先の自分のキャリアも楽しみにしていてください。今日はありがとうございました。Thank you very much」と喜びのコメントをした。

 夕食会では、米国で最も権威のあるボクシング専門誌「ザ・リング」から特別デザインのベルトも贈られた。

 井上は昨年7月、WBC&WBO統一世界スーパーバンタム級王者のスティーブン・フルトン(米国)に8回TKO勝ちして4階級制覇を達成。同12月にはWBA&IBF統一同級王者のマーロン・タパレス(フィリピン)を10回KOで破り、史上最速となる5年7カ月で2階級4団体王座統一を果たした。最優秀選手賞の選考では、同じく2階級で4団体統一を達成したテレンス・クロフォード(米国)、3階級制覇王者のジャーボンタ・デービス(同)、元4団体統一ライト級王者のデビン・ヘイニー(同)、WBCスーパーミドル級暫定王者のデビッド・ベナビデス(同)を抑えた。

 5月6日に東京ドームでルイス・ネリ(メキシコ)に6回TKO勝ちした井上は、9月に予定される次戦へ向けて既に練習を再開。ニューヨーク滞在中の7日にはヤンキースタジアムで行われるヤンキース―ドジャース戦を観戦予定で、ド軍の大谷翔平投手、先発予定の山本由伸投手と対面する可能性もある。

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