井上尚弥がNYから帰国「また米でやりたい」山本由伸との対面「出会いとか大事だな、と。刺激受けた」

2024年06月10日 17:06

格闘技

井上尚弥がNYから帰国「また米でやりたい」山本由伸との対面「出会いとか大事だな、と。刺激受けた」
<井上尚弥帰国>帰国する井上尚弥(撮影・会津 智海) Photo By スポニチ
 プロボクシング世界スーパーバンタム級4団体統一王者の井上尚弥(31=大橋)が10日、米ニューヨークから帰国した。
 今回のニューヨーク滞在を振り返った井上は「知名度が上がっているのを感じる。またアメリカで(試合を)やりたい」と笑顔。同行した大橋秀行会長も「アメリカのファンが望んでいるのを強く感じたので、ありじゃないかと。現地でも(興行の)オファーを受けた」と明かした。それを受けて井上も「評価がアメリカであるなら(条件次第では)行きたいなと思います」と改めて米国での興行に意欲を示した。

 現地6日の表彰式では「期待されていることを感じた」といい、「滞在中はホテルから出ることなかったのでそんなにエピソードありません」と報道陣に笑顔で“ジャブ”を放ちつつも、ドジャースの山本由伸らと対面したり、大リーグの試合を観戦したことについては「出会いとか大事だな、と。凄く刺激を受けました」と素直な思いを口にした。

 また、大橋会長は大リーグの名門対決の観戦を思い返し「夢のような出来事で、しかもヤンキースタジアムでは、パウンドフォーパウンドか隣にいて。山本投手がジャッジ、スタントンを抑えるという…鳥肌が立ちました」と興奮気味に語った。

 井上は同地で6日(日本時間7日)に開催された全米ボクシング記者協会(BWAA)による23年の年間最優秀選手賞「シュガー・レイ・ロビンソン賞」授賞式などに出席するために渡米。日本人で初めて同賞を受賞し、食事会でのスピーチでは英語も披露した。7日(同8日)にはヤンキースタジアムで行われるヤンキース―ドジャース戦を観戦。試合後には山本由伸と初対面を果たした。翌日にはマディソンスクエアガーデン・ザ・シアターで、契約するトップランクの主催興行を観戦。ボクシング界の“モンスター”として大忙しのスケジュールをこなした。

おすすめテーマ

2024年06月10日のニュース

【楽天】オススメアイテム