PRIDEのメインレフェリーが伝説の試合後に涙した理由とは?「2人が作戦無視して勝手に殴り合った」
2024年06月28日 20:01
格闘技
その中で最初に挙げた試合が、02年6月23日「PRIDE.21」で行われたドン・フライVS高山善廣の一戦。
この試合は開始早々から両者掴み合いながらの殴り合い。最後はフロントスープレックスで投げようとした高山だったが、フライが浴びせ倒してそのまま上になり、マウントポジションを奪う。強烈なパウンドを高山の顔面に叩き込みレフェリーストップでフライがTKO勝利を飾った。この試合は20年以上経った今でも世界的に伝説の試合として語り継がれている。
島田氏は「この試合の前までは、ずっと判定決着でその時代にSNSがあったら大会中にずっと書かれてると思う。その流れを2人が作戦を無視して勝手に殴り合った試合だった」と当時を振り返った。
そして試合後にリング上で涙を流していたことを告白。「メインイベントだったあの試合で会場が大盛り上がりして、“これでPRICEが救われた”と思って、試合後にリング上で泣いた」と話した。