井上尚弥 ドヘニー有力の次戦へスパー開始 「ぶっちゃけどっちでも…」次戦はWBA指令応じない姿勢
2024年06月28日 17:27
格闘技
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次戦は9月に元IBF同級王者でWBO世界同級2位テレンス・ジョン・ドヘニー(アイルランド)との防衛戦を行うことが有力。「来月どこかで発表があると思う」と正式決定間近であることも示唆。27日には東洋太平洋フェザー級1位で日本同級6位の中野幹士(28=帝拳)とスパーリングを行ったことを報告。「スパー始めにしては出来はよかった」とドヘニーと同じ左構えの選手との実戦に手応えを示した。
またWBAから同級1位ムロジョン・アフマダリエフ(ウズベキスタン)との指名試合を9月25日までに実施するよう命じられたことにも言及。「指令が出たタイミングも、相手のプロモーターの発言にしろ結構嫌がらせチックな感じ」と苦笑いを浮かべながら「剥奪でも返上でもぶっちゃけどっちでもいい。ここからは全てが防衛戦になると思うので、そこで自分がどんなパフォーマンスをするかに懸かってくる」と次戦ではWBAの指令に応じない構えを示し、ベルト保持へのこだわりがないことも強調した。
将来的なフェザー級転級についても触れ「(転級も)頭の片隅に入れてトレーニングしている。フェザー級の体をつくり上げたときに考える」と明かした。