【ボクシング】岩田翔吉 世界再挑戦へ「キャリアの差を見せる」 4連続KOで“前哨戦”クリアだ
2024年07月02日 13:59
格闘技
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22年11月にWBO世界ライトフライ級タイトルマッチで王者ジョナサン・ゴンサレス(プエルトリコ)に敗れプロ初黒星を喫した。リングを広く使われ、追う展開に終わった同一戦の反省を生かし、担当する元世界2階級制覇王者の粟生隆寛トレーナーとともに「臨機応変さ」に磨きをかけてきた。「想定を大きく上回られたときにどう対応できるか」と粟生トレーナー。相手を追いながら手を出す意識をシャドーから徹底し、体にしみこませてきた。
そのゴンサレスはWBO同級王座を返上し次戦でのフライ級転向を表明。WBAスーパー&WBC統一同級王者の寺地拳四朗(32=BMB)もフライ級転向の可能性が浮上するなど、2団体で世界1位の岩田にとっては世界への道が一気に近づいた。「うまくいけばその次は決定戦になる。しっかりいい内容で勝ってもらって、そこに向けてアピールできる試合にしてほしい」と粟生トレーナーも期待。岩田自身も「世界再挑戦のチャンスが近づいている感覚はある。世界チャンピオンになるためにボクシングをやってきた。自分にいい方向にいっていることに対しては楽しみな気持ち」と気合十分。まずは次戦で再挑戦につなげる快勝のみを見据える。