加納陸 地元の三田牛を毎日150グラム食べて調整順調 20日に8年ぶり世界戦「勝ちにこだわる」

2024年07月11日 20:40

格闘技

加納陸 地元の三田牛を毎日150グラム食べて調整順調 20日に8年ぶり世界戦「勝ちにこだわる」
8年ぶりの世界戦に臨む加納陸(左)と丸元大成会長 Photo By スポニチ
 20日に東京・両国国技館で、WBO世界フライ級3位アンソニー・オラスクアガ(25=米国)を相手にWBO世界同級王座決定戦に臨む同級2位・加納陸(26=大成)が11日、兵庫県三田市のジムで練習を公開した。
 IBFライトフライ級14位ジョン・ズルエタ(28)=フィリピン=との2回のマスボクシングなどに1時間あまり動いた。練習前には取材にも応じ、ジムのスポンサーから贈られた三田牛150グラムをここ2週間、毎日のように食べて調整すると明かした。

 脂身を落として口へ運ぶが、減量が順調だからこそ可能な栄養補給。50・8キロのフライ級リミットまでもあと3キロほどという。

 「大きなケガもなく内容のいい練習がこなせている。勝ちにこだわって、ベルトを取りにいきたい」

 相手の映像もチェック済みで、パンチ力、強打を可能にする体の強さを警戒しつつ、「ここが穴では?というところも見えてきた」と強気をのぞかせた。

 18歳だった16年8月、元4団体制覇世界王者・高山勝成(41)とWBO世界ミニマム級王座を争い、6回負傷判定負けで初挑戦奪取を逃した。以来8年。待ち焦がれた2度目のチャンスへの思いをリングにぶつける。

 「窮地に立っても動じない精神力。すごく成長したと思う」。丸元大成会長が物語る加納の成長。「早かったような長かったような。目の前までくればアッという間だったなと思える」。ゴングもう目の前まで迫っている。

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