全日本プロレスは5日、都内で会見を行い、17日のアリーナ立川立飛で行われる立川大会でGAORA TV王者・阿部史典(29)に前王者の立花誠吾(27)が挑戦することを発表した。
いきなり会見では2人で井上陽水の「少年時代」を流し、線香花火やうちわなどでほのぼのとした夏を思い出すような小芝居を展開。しかし、全くかみ合わない小芝居からのいがみ合い、ののしりあい始める。初の王者となった阿部は「正直、王者に慣れてない。ベルトの置き方も分からない」と逆ギレする。今回のダイレクトリマッチには「立花にやる気が見えてこない。赤いものが取られてから無気力になっていた。赤いベルトを懸けたら赤い魂を取り戻してほしい。このベルトを懸けたら大丈夫。情けない。負け犬に情けをかけた」と最近のやる気のない言動の立花を思いやってからだと説明する。
挑戦者の立花は「GAORAのベルトを獲ったら変わる」と目の色を変えていた。