性別騒動の台湾ボクサー 性別論争について「コーチから断片的にしか聞いていないのでよく分からない」

2024年08月12日 03:00

格闘技

性別騒動の台湾ボクサー 性別論争について「コーチから断片的にしか聞いていないのでよく分からない」
金メダル獲得で感謝の意を示すリン・ユーチン(AP) Photo By AP
 【パリ五輪第16日 ボクシング ( 2024年8月10日    ローランギャロス )】 性別騒動の渦中にいるパリ五輪ボクシング女子57キロ級台湾代表のリン・ユーチン(28)が10日、決勝でポーランドのユリア・シュレメタ(20)を5―0で破り、金メダルを獲得した。林は試合後「対戦相手のことに集中してきた」と話し、性別論争については「コーチから断片的にしか聞いていないのでよく分からない」と語るにとどめた。
 林は女子66キロ級金メダルのアルジェリア代表イマネ・ヘリフ同様、昨年の世界選手権では性別適格検査不合格となったが、国際オリンピック委員会(IOC)は今大会への出場を認可。2人の五輪出場を巡ってはネット上で非難や中傷が起こっている。

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