武居由樹と比嘉大吾も計量パス 比嘉は体重超過で王座剥奪以来の世界戦「前科者だからほめられた?」

2024年09月02日 13:06

格闘技

武居由樹と比嘉大吾も計量パス 比嘉は体重超過で王座剥奪以来の世界戦「前科者だからほめられた?」
<武居・比嘉計量>計量パスし握手を交わす武居(左)と比嘉(撮影・島崎忠彦) Photo By スポニチ
 【WBO世界バンタム級タイトルマッチ   王者 武居由樹(大橋)<12回戦>同級1位 比嘉大吾(志成) ( 2024年9月3日    東京・有明アリーナ )】 プロボクシング・ダブル世界戦の公式計量が2日、横浜市内のホテルで行われた。初防衛戦に臨むWBO世界バンタム級王者・武居由樹(28=大橋)はリミットを100グラム下回る53.4キロで、2階級制覇に挑む挑戦者で元WBC世界フライ級王者の比嘉大吾(29=志成)も53.4キロで、ともに一発パスした。トレーニングも一緒に行ったことがある仲とあり、27秒のフェースオフでは途中で武居が笑ってしまい、比嘉が視線を外す場面も。最後はがっちり握手して健闘を誓い合った。
 比嘉は18年4月のWBCフライ級王座3度目の防衛戦の前日計量でリミットを900グラムオーバー。体重超過で王座を剥奪され、当日計量55.3キロで臨んだ試合も9回TKO負けでプロ初黒星を喫した。世界戦の前日計量はそのとき以来、約6年4カ月ぶりだったが、バンタム級に上げた今回は難なくクリアした。計量後、取材に応じた比嘉は「(クリアして)ほめられました。"前科者"だからほめられたんですかね」とおどけて話した。

 レフェリーは中村勝彦氏(日本)、ジャッジは村瀬正一(日本)、エドワルド・リガス(フィリピン)、ダンレックス。タプダサン(同)の3氏が務める。

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