井上尚弥 中谷潤人との将来的な対戦に前向きも 弟・拓真は“くせ者”「そこの壁はデカい」
2024年09月04日 17:01
格闘技
次戦は12月に都内でIBF、WBO1位サム・グッドマン(オーストラリア)との対戦が濃厚。WBA1位のムロジョン・アフマダリエフ(ウズベキスタン)も候補に挙がるが「どのみちどちらともやるんで、心配しないでくださいよ(笑い)。別に次がアフマダリエフになろうがグッドマンだろうが、いずれやるので」と笑顔で宣戦布告した。
先日、米興行トップランクのボブ・アラムCEOが来年にもWBC世界バンタム級王者の中谷潤人(M・T)との対戦の可能性を示唆。井上は「僕はこのままのスタンスでいく。彼がそういうステージに上がってくれば、対戦候補の一人になる」とした上でWBA世界同級王者で弟の拓真(28)との王座統一戦勝利が前提になるとした。
「そこの壁はでかいんじゃないですかね。井上拓真は結構くせ者ですよ」と笑顔で忠告。ただ「向こうも拓真もそういう発言している。まずバンタム級でやってから(の話)。面白い戦いになるのでは」と激戦を期待した。
また大橋秀行会長がこの日WBA、WBC世界バンタム級3位の那須川天心(帝拳)との対戦の可能性について言及。「天心は今伸びている。このまま伸びてきたら井上対天心も夢があるし、日本ボクシング界が盛り上がる」とコメント。これには井上は「(中谷戦より)そっちの方がまだない話なんじゃないか。会長もプロモーター的には、という話。階級も違うし、天心がそこの土俵に上がってきたらまた聞いて下さい」と報道陣に呼びかけていた。
おすすめテーマ
格闘技の2024年09月04日のニュース
特集
格闘技のランキング
-
井上尚弥がドヘニー戦から一夜明け会見 次戦12月予定 2週間休む予定も父「2日の間違いでしょ?」
-
尚弥と来年にも対戦? 中谷潤人のドヘニー戦観戦記 尚弥には「1つの武器だけでは勝てない]
-
4団体V2成功 井上尚弥「また次に期待してください!」一夜明け思いつづる 12月グッドマンと対戦有力
-
尚弥 鬼のボディー攻めで現役最多の世界戦23勝目 「あれがあったから」人生初ダウンを糧にまた成長
-
尚弥 フェザー級転向見据え62.7キロまで増量で手応え 弟・拓真「現段階でも通用すると思う」
-
尚弥VS中谷は「うまくいけば来年」プロモーター示唆 尚弥次戦は19戦全勝のグッドマンが有力
-
腰痛ギブアップのドヘニーは会見場に姿見せず 「もし明日続きができるならばやってみたい」メッセージだけ
-
比嘉 現役引退も晴れ晴れとした表情「楽しい10年間でした。自分の中で悔いもないし、やり切った」
-
初防衛の武居 ライバル天心と「K―1時代には対戦できなかった。やりたい」リング上で対戦ラブコール
-
平岡 プロデビューから24連勝で世界戦挑戦権「やっとこのステージに来られたかなとワクワクしている」
-
ウエルター級初の日本人世界王者を目指す佐々木 完勝後に「タイトル戦をやりたい!」英語で呼びかけ
-
日本王者・下町 3度目の防衛成功も8回にダウン奪われ「悔しい気持ち。いい経験にするしかない」
-
高山善廣 7年4カ月ぶりに“奇跡の生還” リング上で「ノーフィアー」鈴木みのると涙の抱擁