WBO世界王者オラスクアガ「唯一の敗戦相手との再戦もあり」 寺地拳四朗へのリベンジ視野に

2024年09月30日 15:19

格闘技

WBO世界王者オラスクアガ「唯一の敗戦相手との再戦もあり」 寺地拳四朗へのリベンジ視野に
サンドバッグを叩くオラスクアガ(撮影・島崎忠彦) Photo By スポニチ
 【プロボクシングWBO世界フライ級タイトルマッチ   アンソニー・オラスクアガ《12回戦》ジョナサン・ゴンサレス ( 2024年10月14日    東京・有明アリーナ )】 WBO世界フライ級王者アンソニー・オラスクアガ(25=米国、帝拳)が30日、相模原市内のM・Tジムで練習を公開した。
 26日に来日し、親友でWBC世界バンタム級王者・中谷潤人(26=M・T)の自宅に泊まり込みで調整を続けている。米国で160ラウンドのスパーリングを消化し「全てが順調。コンディションは抜群。爆竹のような爆発力のある試合をして、全力でベルトを守りにいきたい」とサムアップした。

 初防衛戦となる同級1位ジョナサン・ゴンサレス(33=プエルトリコ)戦へ「とても賢く、いい動きをする選手でスピードもある。彼のような選手を相手に戦えるのは自分のスキルを見せるチャンス」と鼻息を荒くした。

 7月の同級王座決定戦で加納陸(26=大成)に3回KO勝ちし、初の世界タイトルを奪取。前回からディフェンス力を強化しながら、“仮想ゴンサレス”相手にスパーを行ってきたというオラスクアガは「自分もプレッシャーをかけていくので、どういったマッチアップになるのかが楽しみ。ボディーで早いうちにダメージを与えて、タフな相手に勝っていきたい」と意気込んだ。

 見据えるのは前WBAスーパー&WBC統一世界ライトフライ級王者・寺地拳四朗(32=BMB)へのリベンジ。昨年4月に9回TKO負けした因縁の相手は7大世界戦を含む2日間興行の初日に出場する。「唯一の敗戦相手に対する再戦もありかと思っている。毎試合自分自身が強くなっているという思いもあるし、自信も上がっている。拳四朗選手との再戦っていう新たな指令を与えるのもいいかもしれない」とベルト防衛後は将来的な再戦を視野に入れていることを明かし「もしかしたら今は僕がベルトを持ってるのってると、向こうから逆に再戦しようって言ってくるかもしれないね」と笑みを広げていた。

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