岩田翔吉 2度目の世界挑戦へ“ラストチャンス”の決意「腹をくくって全てを出す」
2024年10月01日 14:37
格闘技
年齢的にも世界戦“ラストチャンス”の決意で臨む。「2年間やってきて自分の中で勝利への貪欲さや勝ちへの執念は比べものにならない。それを本番で出したい」。敗れたゴンサレス戦の映像は10回弱見直した。同じてつは踏まない。
高校時代に競い合ったライバルのWBA世界バンタム級王者・井上拓真(大橋)、WBO世界スーパーフライ級王者・田中恒成(畑中)らをはじめ、世界戦7試合を含む2日感興行にはユーリ、堤ら1995年度生まれの世代の代表選手が集結。「同い年の選手の活躍は自分の中で刺激になるし、励みになる。今回必ず世界チャンピオンになって、彼らと同じ舞台に立ちたい」と意気込んだ。
IBF世界スーパーフェザー級王者・尾川堅一が王座陥落した22年6月以降、名門・帝拳ジムには世界王者が不在の状況が続く。岩田は「歴史と伝統があり、リスペクトしかない。自分も世界チャンピオンになるためにやってきたので勝てばそこに入れる」と自らに言い聞かせるように話した。再起後は4連続KO勝利と持ち前の強打で世界再挑戦チャンスをつかみ「1ラウンドずつしっかりポイントを取って、チャンスがあればKO狙う姿勢は変わらない」と強気な姿勢を貫いた。
興行はプライム・ビデオで独占ライブ配信される。