リーゼントボクサーの和気慎吾が引退を正式表明「ボクシングを引退します」

2024年10月06日 19:31

格闘技

リーゼントボクサーの和気慎吾が引退を正式表明「ボクシングを引退します」
和気慎吾
 元東洋太平洋スーパーバンタム級王者で“リーゼントボクサー”の和気慎吾(37=FLARE山上)が6日、自身のYouTubeチャンネルを更新し、現役引退を表明した。
 「和気慎吾はボクシングを引退します」

 8月27日に東洋太平洋スーパーバンタム級タイトルマッチで王者・中嶋一輝(大橋)に2回KO負け。その試合後に「今すぐには考えられないが、すっきりしている」と引退を示唆していた。

 2006年10月のプロデビューから42戦で31勝(22KO)9敗2分け。スーパーバンタム級で東洋、日本の王座を獲得し、16年7月にはIBF世界王座にも挑戦した。18年間のプロボクサー人生について「数字を意識していたわけではないけど、42戦。頑張って続けた結果がコレ。一戦一戦に集中して(減量中は免疫力の低下など体調管理が難しい中で)ケガやカゼとかメチャクチャ気を張って注意しながら、いつも万全でリングに上がれたのは奇跡」。常に最高のパフォーマンスを発揮できる状態に仕上げたと胸を張った。

 最後の試合となった中嶋戦について「大きな舞台を用意してもらって。2カ月間、追い込んでいいトレーニングができた。絶対に勝つと確信してリングに上がれた。それで負けた。自分でも納得できる負けというか、やりきれたことに悔いはない。いいタイミングでリングを降りられた」などと語った。ともに出演したFLARE山上の赤井代表は「(和気が)“やりたい”と言えば、やめた方がいいんじゃないかという話をしようと思っていた」と賛意を示した。

 また、赤井代表は引退式の準備を進めており「今年中、12月の興行になると思う。おそらくDANGANさんの興行で」と状況を説明した。

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