中谷潤人の盟友・オラスクアガ初防衛戦 プロ初黒星喫した拳四朗に雪辱へ「まずはこの試合に勝ちたい」
2024年10月11日 16:35
格闘技
ロサンゼルス出身のオラスクアガは10代半ばから切磋琢磨(せっさたくま)してきた“盟友”現WBC世界バンタム級王者の中谷潤人と、世界王者として同じリングに立つ。8月下旬からの中谷のロス合宿では一緒に練習し、9月下旬の来日後も中谷家で寝食をともにしてきた。「元々減量に苦しむタイプではないので体重も問題なく落ちている。コンディションも良い」と好調をアピールし、「12ラウンド行くのかKOなのか、どちらにしても自分が勝つ試合を見せたい。たった(プロ)8戦と言われるが、8戦で世界を獲れたことも事実。まだキャリアが長く続く中でも恥ずかしくない、全身全霊の試合を見せます」と誓った。
今後について問われると「普段から将来を見てはいなくて、いつも目の前にある相手、目標に向けて動いている」と自身を説明。それでも「自分の戦歴には1つ黒星がついている。その対戦ができれば、もちろんいいと思っている。この試合に勝たないと開けてこないので、まずは勝ちたい」と話し、23年4月に急きょの世界挑戦で壮絶な打ち合いの末に9回TKO負けした寺地拳四朗(BMB)にリベンジする希望を明かした。
▼ゴンサレス クレバーな試合をしたい。体重は問題ない。12ラウンドだけでなく、余計に5ラウンドぐらいできる体調で来ている。キャリアの中でもとても良いバージョンにいる。108ポンド(ライトフライ級)で戦っている時は少々問題を抱えていたが、体重を上げたことで良い試合ができると思う。