拳四朗 2階級制覇達成「第2章を見せたい」フライ級で4団体統一が標的 世界戦15勝目は具志堅抜き3位
2024年10月14日 04:15
格闘技
ライトフライ級時代は減量でエネルギーを失ったが、今回は減量苦からも解放された。加藤健太トレーナーは「55~56キロで一番いい動きができた」と話した。次の目標はフライ級での4団体統一。「これからも徐々にスタイルを変えていって、第2章の拳四朗を見せたい」とさらなる進化を期した。
▽寺地―ロサレスVTR 寺地が出入りの速さなどで上回った。序盤は鋭い左ジャブや右ボディーを丁寧に当てた。ロサレスがスイッチし、左構えを多く使った中盤に手数は減ったが、後半は右ストレートを軸に主導権を譲らなかった。相手の負傷により11回早々にTKO勝ちとなった。ロサレスは大振りの左フックで勝機を見いだそうとしたが、寺地の多彩な攻めにてこずった。
◇寺地 拳四朗(てらじ・けんしろう)1992年(平4)1月6日生まれ、京都府城陽市出身の32歳。奈良朱雀高―関大。アマ74戦58勝16敗。14年8月にプロデビュー。15年12月に日本ライトフライ級王者、16年8月に東洋太平洋同級王者。17年5月、10戦目でWBC世界同級王座を獲得。8度防衛も21年9月に矢吹正道に10回TKO負けで陥落。22年3月の再戦で3回KO勝ちして奪回した。同年11月、京口紘人との統一戦に7回TKO勝ちでWBA同級王座獲得。1メートル64の右ボクサーファイター。
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