初タイトルの天心 “大谷超え”の手応え「政治的に無理」世界挑戦へ決意新た、王者4人「全員とやりたい」

2024年10月14日 21:18

格闘技

初タイトルの天心 “大谷超え”の手応え「政治的に無理」世界挑戦へ決意新た、王者4人「全員とやりたい」
<那須川天心vsジェルウィン・アシロ>WBOアジアパシフィック王座を獲得した那須川(撮影・篠原岳夫) Photo By スポニチ
 “神童”那須川天心(26=帝拳)が3ー0の判定でプロボクシングデビューから5連勝を飾り、キックボクシングから転向後初のタイトルを獲得した。国内での世界挑戦資格を得られる地域タイトルを手にし、来年の世界挑戦がいよいよ現実的となってきた。判定は97―92、98ー91、98―91だった。
 試合後、世界挑戦への意向を改めて示した那須川。「挑戦権というかベルトを獲得したので、すぐ返上して次の高みへ進みたいと思います」。時期については「来年中じゃないですか?1戦か2戦、段階を踏んでからになると思うけど。挑戦権得て1年以上やらないのもおかしいんで。上の人のGOサイン出ればいつでもいける準備しておきたいです。焦る必要はないので、OK出るまで自分を高めていければと」と準備を進めるとした。

 現在、バンダム級の王者は4人日本人選手。どの選手と対戦したいか問われ、少し考えた末に「全員とやりたいですね」と答えた。「ベルトほしいからやるとかじゃなくて、強いからやりたい。(井上)拓真選手も(ベルト失ったけど)強いからやりたい。どう組まれるのか自分の中でも楽しみ」と語った。

 試合後、リング上で顔の傷にショックを受けたことを明かした那須川。改めて、顔の傷に言及し「ボクサーだなと思いましたね(笑い)。縫うのすげーヤダなと思ったけど、テープで治ると聞いて、よかったーっと思った」と安どの表情を見せ、笑わせた。

 試合前には“大谷発言”で炎上し、注目を集めた。大谷報道を超えられるか手応えを聞かれたが、「政治的に無理でしょうね(笑い)。試合的にも、テレビ見てる人はKO好きだから判定じゃ無理でしょ」と冷静に返答していた。

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