“ボクシング界の鬼才”六島ジムの枝川孝会長「天津飯を食べてます」 那須川天心の挑戦に前向き
2024年10月29日 16:16
格闘技
この日は西田が統一戦で対戦したい選手としてWBC世界バンタム級王者の中谷潤人(M.T)を挙げた直後、枝川会長が即座にマイクを握った。「中谷チャンピオンはモンスター(スーパーバンタム級4団体統一王者の井上尚弥)とやるために(階級を)上げるから(西田との統一戦は)やらないと思います。(統一戦をやるなら)一番いいのは(他団体の)3人が統一戦をやってくれて、3つのベルトを大阪に持ってきてくれたら。東京同士でやりやすいでしょ」。中谷、WBA王者の堤聖也(角海老宝石)、WBO王者の武居由樹(大橋)の誰かに3本のベルトをまとめた上で西田と対戦してほしいと要望。関西ボクシングを盛り上げようと奮闘する同会長らしく“我田引水”的に言いたい放題だった。
さらにWBOアジアパシフィック・バンタム級王者の那須川天心(帝拳)の印象について問われた西田が「考えながらボクシングをできている印象。前に出ながらカウンターを準備しているし、スピードが速い。統一戦がもしできないなら、那須川選手とやりたい」と語った。すると即座に枝川会長は「(初防衛を果たせば)次は那須川選手がいいです。全然、大丈夫です。今から天津飯(てんしんはん)を食べてます。好きなチャーハンをやめて」とダジャレをまじえ、那須川の挑戦を受けることに前のめりの姿勢を示した。