世界ランカー吉良大弥 2戦目も79秒KO勝ち デビュー戦再現の左ボディー一閃で2戦連続1回KO勝ち
2024年10月31日 21:24
格闘技
名門・東農大出身でアマチュア戦績52戦46勝16RSC6敗のホープは今年6月、デビュー戦のスーパーフライ級6回戦ではタイ人選手に左ボディーを効かせて1回1分58秒KO勝ち。元WBA世界ミニマム級正規王者で現WBA世界ライトフライ級1位エリック・ロサ(24=ドミニカ共和国/7勝2KO)との対戦経験もベテランを難なく倒し、2戦連続の“秒殺”KO勝利を挙げた。
同じ東農大出身でジムの大先輩の井岡一翔(35)からは「自分のやりたいことを素直にやって戦ってこい」と背中を押されたといい「1ラウンドで倒すつもりはなかったが、丁寧にやる中で流れの中で倒そうと思っていたので、それができてよかった」と笑みを浮かべた。
わずか一戦で世界ランキング入りも果たしたホープが見据えるのはもちろん世界チャンピオン。「僕は世界チャンピオン(という目標)しか見えていないが、できるだけ早く挑戦するために試合をこなしていきたい」とスター街道を駆け上がる覚悟だ。