「アウトレイジ 最終章」動員100万人突破、シリーズ最大ヒット目前の理由
2017年11月01日 10:45
芸能
その要因は、圧倒的なリピーター率の高さだという。裏社会に生きる男たちの抗争を描く人気シリーズの第3弾で今作で完結。西田敏行、大杉漣、ピエール瀧らコワモテ俳優が集結し、怒号と銃弾が飛び交うバイオレンス満載の作品だ。配給関係者によると、熱心なファンの間で「二度とアウトレイジ(極悪非道)たちに会えなくなる」という“悪人ロス”が広がり、映画館に何度も足を運ぶ人が増えている。興行収入でも、前作「アウトレイジ ビヨンド」の14億円を超えてシリーズ最大のヒットとなるのは目前だ。
「アウトレイジ」は完結したが、北野監督は新たなバイオレンス作品への意欲を燃やしている。初日舞台あいさつでは「次にやるときは日本の役者オールスターズでやりたい。仲代達矢さんも500円で出てもらおうと考えている」と豪語。「アウトレイジ」を超える“北野バイオレンス”が期待できそうだ。(記者コラム)