高畑勲さんお別れの会 宮崎駿監督、涙で盟友悼む…55年前、バス停の出会い「忘れない」
2018年05月15日 11:23
芸能
お別れの会は、宮崎監督と鈴木敏夫プロデューサー(69)の「ジブリとして盛大なお別れの会で見送りたい」という言葉に従い、大勢の参列者のもと開催された。祭壇と遺影は「野に咲く花たちで囲みたい。高畑作品の作品にあるどれかでもなく『祭壇風』でもない、ただ温かみのある草花たちで包み込みたい」という宮崎監督の想いで飾られた。
会には山田洋次監督(86)、岩井俊二監督(55)、宮本信子、(73)、竹下景子(64)、瀧本美織(26)らが参列した。
高畑監督は1959年に東映動画に入社し、68年に「太陽の王子ホルスの大冒険」で劇場用長編アニメを初監督。70年代に「アルプスの少女ハイジ」などのテレビシリーズを演出し、日本アニメの礎を築いた。85年に宮崎監督とスタジオジブリを設立。野坂昭如さんの小説を自身の監督・脚本で映画化した88年「火垂るの墓」をはじめ、「おもひでぽろぽろ」「平成狸合戦ぽんぽこ」「かぐや姫の物語」などの名作を送り出した。