カンテレ 岩井志麻子氏の差別発言を謝罪「傷つく視聴者がいるという想像力が欠如していた」

2019年06月19日 19:07

芸能

カンテレ 岩井志麻子氏の差別発言を謝罪「傷つく視聴者がいるという想像力が欠如していた」
岩井志麻子さん Photo By スポニチ
 関西テレビは19日、株主総会報告会見を開き、同局制作のバラエティー番組「胸いっぱいサミット!」(土曜後0・00)でパネリストで出演した作家・岩井志麻子氏(54)が5月18日の放送で韓国について「手首切るブスみたいなもん」などとリストカットする女性に例えたともとれる発言をしたことについて「こういう放送で傷つく視聴者がいると言う想像力が欠如していた。人権への配慮など、再確認しなければならない」と担当者が謝罪するコメントを発表した。
 放送後、視聴者から電話やメールでの問い合わせが44件あり、同局は研修を強化し、さらにコンプライアンス担当者を2人から3人に増員した。

 問題になったのは5月18日昼の放送で、番組は生放送でなく事前収録。同社は当初、発言は韓国の外交姿勢について擬人化した表現で、差別的な意図はないとしてそのまま放送。その後の批判を受けて検証した結果「適切な判断ではなかった」と結論付けた。

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