昨年のM-1グランプリを制したお笑いコンビ「錦鯉」の長谷川雅紀(50)が、19日放送のTBS系「人生最高レストラン」(土曜後11・30)にゲスト出演し、番組MCの「極楽とんぼ」加藤浩次(52)との若手時代の接点について明かした。
長谷川は地元の北海道で高校の同級生とコンビを組み、お笑い人生をスタート。その際、同じく北海道出身の加藤と会っているという。「小樽に劇場ができるってことになって、その時に(加藤が北海道の)出身なんで、極楽とんぼさんが記者会見に来て、僕らが手伝いに行ったんですよ。パイプいすを並べたり、雑誌とかメディアの人いっぱいいて」。まだ1、2年目だった長谷川たちが緊張で棒立ちになっていると、加藤から声を掛けられたという。「緊張して立ちっぱなしでこう(硬直)してたら、加藤さんが優しく声掛けてくれて『おう、お前ら、座れよ』って。加藤さん優しいなって」。既に売れっ子だった加藤の何気ない優しさに感動した長谷川は、「『テレビで共演できるようになったらあのこと絶対言おうね』ってみんなで言ってたんですけど、25年たって、ついこないだやっとそれを言えた」と、ようやく感謝を言えるまでになったことを喜んだ。
加藤も当時のことをうっすらと覚えているという。「ちょっと顔覚えてるんだよね。とんがってる感じだったよね?」。長谷川が「ちょっとその節、あったかもしれないですね」と答えると、加藤は「バカキャラみたいな感じじゃなかったもんね」と振り返っていた。