佐野ひなこ デビュー10周年で新写真集 「私のベストの状態を残せた」
2022年02月21日 08:00
芸能
「落ち着きのある出来栄えで、とても満足しています」
──落ち着きのある、とは?
「大人になった、という意味です(笑)」
──写真集の帯に「『神のプロポーション』がついに完成」との文字がありますね?
「それは、両親に感謝することかもしれません。自分でも頑張ってはいるんですけど、そうなるように産んでくれたのは両親ですから」
──ボディー作りを頑張りましたか?
「3、4年前まで、凄く鍛えていたんですよ。でも、今、その頃の写真集を見ると、嫌いではないんですけど、頑張り過ぎた感じがして、好きでもないんです。今の体のバランスが好きです」
──鍛えた感じより自然な感じの方が良い?
「怠け過ぎたり、欲に負けて食べ過ぎたりした体も好きではないし、写真集のためだけに頑張ったような、普段の自分ではない体も好きではない。私自身が『この体でいたい』というものをお見せしたいと思いました」
──日々、どんな生活をしているのですか?
「毎日、鏡で自分の体のバランスを見ています。それで、プロのトレーナーさんにレールを敷いてもらって、それに乗っかります(笑)。自分で鏡を見て『くびれが減った気がする』とか『お尻がたれた気がする』とか感じたら、トレーナーさんに相談して、コツコツとトレーニングします。食事は基本的に我慢しないんですけど、総カロリーを考えて、食べ過ぎてしまった場合は後で調整します」
──その日常の成果がこの写真集ですね?
「私のベストの状態を残せたと思います」
──特に注目してほしいところは?
「肌の質感ですね。私自身が肌のケアをするのが凄く好きなんです。肌に塗る物は『これは効いてる!』とか、効果が分かりやすい。知り合いから『何がお薦め?』と聞かれることも多いです。肌は、睡眠も大事だし、ビタミンも大事だし、乾燥させないことも大事。毎日、朝と夜にケアしています」
──これは6冊目の写真集ですが、ここまでモデルの仕事を継続できた理由は?
「グラビアでデビューして仕事を始めて、自分に合っていると感じます。楽しんでやれるようになったのも大きいです」
──楽しいところは?
「10代の頃は撮影で水着になるのが恥ずかしかったけれど、今は水着も含めて、いろいろな衣装を着られるのが楽しい。ポーズとか、表情とか、自分から発信するところも、クリエーティブな感覚があって楽しいです」
──デビュー10周年を迎えて、これからの目標は?
「18歳の時にデビューして、今年の10月で28歳になりますけど、よく『変わらないね』と言われます。私は、それを褒め言葉と受けとっているし、自分の長所だとも思っているので、できるだけそれを保ち続けたいと思っています」
──最後に、写真集を見てくれる人たちにメッセージを。
「デビュー当時から成長した部分、そして、10代の頃とあまり変わっていない肌の質感をぜひご覧ください(笑)」
◇佐野 ひなこ(さの・ひなこ)1994年10月13日生まれ、東京都出身の27歳。身長160センチ、上から84・51・83。2012年、第37回ホリプロタレントスカウトキャラバンでファイナリストとなり、芸能界デビュー。雑誌「with」でのモデル業や、女優として映画やドラマに出演するなど多方面で活躍。19年、本格グラビア復帰作となった写真集「Hina」がヒット。新たな写真集「BE WITH ME」発売に伴い、3月上旬にオンラインサイン会を開催する予定。
◆牧 元一(まき・もとかず) 編集局デジタル編集部専門委員。芸能取材歴30年以上。現在は主にテレビやラジオを担当。