米倉涼子 今秋上演のミュージカル「シカゴ」降板 急性腰痛症及び仙腸関節障害でドクターストップ
2022年09月28日 17:00
芸能
「なお、本公演は引き続きブロードウェイ25周年記念トリビュート、CHICAGOオールスターズ・カンパニーとして、ロンドン・ウエストエンドのキャストを中心に世界ツアーを続ける実力派メンバーでお届けいたします。皆さまには引き続きご声援を賜りますよう、お願い申し上げます」と呼びかけた。なお、出演者変更に伴い、希望者にはチケットの払い戻しの対応も実施する。
米倉は「ここ数か月毎日悩まされていた激痛がなかなか改善されず、身も心も出演準備にすら至らなかったのが本音です」と苦しみを吐露。「今回お医者さまより身体的負荷の高い舞台出演は難しいという診断を受けました」とドクターストップを明かした。
「それでもCHICAGOという夢の舞台の25周年記念公演、何としても出演したくて出来る限りのトレーニングと治療を日々頑張ってきたのですが、観てくださる方の心を揺さぶるコンディションには到底値しておらず、この度の苦渋の決断が大変悔しく、本当に残念です」と悔しさをにじませ、「公演を心待ちにしてくださっていた皆様、関わってくださっていた全てのスタッフの皆様に、深くお詫び申し上げます」と謝罪した。
「私は志半ばで止む無く降板しますが、この作品はコロナ禍も越えて、アメリカのミュージカルとしてはBroadwayで最長上演記録を更新しています。その記念すべき公演を是非お楽しみ頂きたいですし、公演の成功を祈っています」とカンパニーにエール。「私自身は、この作品での次なる挑戦に向かってゆっくりまた歩きだしていきたいと思います」と前を向いた。
米倉は日本人女優初となる4度目となるブロードウェー公演(ニューヨーク・アンバサダー劇場)は11月7~20日、日本凱旋公演(東京国際フォーラム)は12月14~31日で出演を予定していた。米倉にとって今年がブロードウェーデビュー10周年の節目となる記念すべき公演となる予定だった。